2007年8月18日 (土)

新潟最後の夜③ 「喜ぐち」

当然なのですが、最後はやっぱりここでしょう。

喜ぐち
(新潟市中央区古町通10番町1720)

私は先輩から「新潟は喜ぐちに始まり、喜ぐちに終わる」と言われていましたが、本当にその通りになりましたよ。

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この時点で、午前2時半を回っていましたが、いただきましたよ、新潟のタレカツ丼。

美味い酒、美味い米、美味い魚、美味い野菜…新潟は何もかもが最高でした。

そして、美しい土地。辛いことも悲しいことも、何もかも覆い尽くす白い雪。

私にとって新潟は、第二の故郷と呼ぶに相応しい、素晴らしいところでした。人生を賭けるべき仕事を見つけたところでした。

これまで、このブログをご愛顧いただいた皆さん、本当にありがとうございました。私は、この「風狂の天地」を去るにあたり、この名を付けたブログの更新も終了いたします。

またいつの日か、訪れん。さらば!

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2007年3月21日 (水)

【古町ランチ】 割烹 岡田本店

2007_03150109s 仕出しもやっている割烹でランチをしていましたよ。

割烹 岡田本店
(新潟市本町通四番町276)

こちらは初めてですね。

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ランチメニューの「鯛ビビンパ」(1050円)。鮪もあります。

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ごまだれをかけて、焦がしながら混ぜ混ぜ。

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ちょい焦げすぎかな?

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煮物の小鉢は4種類から。私は、ひりゅうずを選びました。

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味噌汁には蟹。

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デザートも何種類かのうちから2つをチョイス。珈琲か紅茶も付きます。

お客さんを連れて行くには良い感じかも、ですよ。

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2007年2月10日 (土)

いざ「にいがた食の陣」へ! 速報です

Dvc00003_4  新潟の食を全国に広めるべく行われている一大イベント「食の陣」。ことしで15回目になります。

 きょう10日とあす11日は、「当日座」として繁華街古町と万代シティ、新潟駅、ふるさと村と4会場に分かれてイベントが開かれています。さっそく、行って参りました。

 今年の目玉は「にいがた創作鍋」。新潟の食材を使ったオリジナル鍋のコンテストの、優秀作が味わえるのです。というわけで、今回は鍋づくしでいくことにしました。

まずは古町会場へ。

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この行列、何事かと思ったら、コンテストで最優秀の特別名誉賞に輝いた「雪の萬代鍋」の屋台に並んだ行列なのでした。
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酒粕と白味噌のだし汁に、南蛮海老や真鱈のつみれ、ぶなしめじなど新潟の食材づくしの素晴らしい鍋。

最初の一杯なのに、一滴残らず飲み干してしまいました。本当に美味しい。新潟の名物になってほしいですね。

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お次はこんな看板が目に入りました。
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食の陣限定のナガス鯨だとのこと。

おお!素晴らしい鯨食文化なり。

Dvc00010_6 県内唯一の鯨料理専門店の「くじらや」が屋台で鯨汁を出していました。

これはコンテストと関係ないのですが、食べねばなりますまい。

いやコリコリして美味しかった。

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三杯目は中華部門の優秀賞作品です。
Dvc00018_4 「こしひかり団子キムチ鍋」。スープは豆板醤とコチュジャン、それに味噌と鶏ガラ。そこにこしひかりのお団子と、越後もち豚、しめじやえのきといった新潟の食材とキムチを入れたもの。

ビールが欲しくなってきましたよ。

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その途中でこんなものが。丸のままの鮟鱇です。でかいねえ。鮟鱇が当たる重量当てクイズをやっていました。あんこうの肝いり汁を販売していましたが、ここはぐっと我慢。
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次は洋食部門で優秀賞をとった作品です。
Dvc00020_5 「新潟美人鍋」という名前がよろしいですがな。スープはなんと牛乳と味噌。そこに南蛮海老や鮭、鶏餅をいれたというもの。

最後に乗っけた緑のベビーリーフが鮮やかでしたが、食べる場所を探す間に水没。南蛮海老そのままは食べにくいけど、これもアリですよ。

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で、このあと九番町まで歩いて、一通りみました。
Dvc00023_6 飲屋街の九番町になってくると、さすがに屋台もちょっと雰囲気が変わってくるのか、これですよ、これ。

うふふ。きょうはオフなので飲めるのだ。越乃寒梅、〆張鶴、八海山、久保田と誰でも知っている銘柄ですが、とにかく安い。好みでその場で熱燗にもしてくれます。

しか~し、未だ早い。今飲むと残りの鍋が食べられなくなる。

そこで、ちょっとお腹が張ってきたところで万代会場まで歩くことに。

Dvc00025_2 ラブラ万代前からシルバーホテル前までの区間にある屋台は、古町会場の四分の一ぐらいかな。

こっちの会場には、初めて来ました。古町会場とかぶっているメニューもあり。

ボルシチとキムチチゲがこちらの会場の売りでしたが、どちらの屋台にも行列はなし。寧ろ、やはり地元の食材を使っていることを強調したものに人気が集まっているようでしたね。

Dvc00026_2 その象徴が、この「新潟バーガー」。

古町会場にもありましたが、昼過ぎまでにはあっという間に売り切れ。400~500円と、結構な価格なのに売れてました。新潟の米粉を使ったパンに、越後もち豚のカツをはさんだり、南蛮海老のえびしんじょをはさんだりと、まさに新潟ならではのバーガー。

私は以前このブログにも載せたように、別のイベント会場で食べているので今回はパス。

Dvc00028 というわけで目をつけたのがこちら。中越地震の被災地、長岡の山古志で畜産をやっているタカノファームの商品。このソーセージ、なぜかトウモロコシのような甘みがあって実に美味しかった。最近食べた中ではベストかも。
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小雨が降ってきたこともあって、アーケード街になっている古町会場に逆戻り。

さきほど一度は迷ってやめたこちらの鍋を。
Dvc00034_2 まだ一般には市販されておらず、一部の店でしか食べられない、新しいブランドの「にいがた地鶏」その鍋です。あと残り30食というところで、なんとかゲット。

大きなつくねはジューシーで美味しい。300円でおにぎりまで付くのは、嬉しいんだけど6杯目としては…。

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おにぎりを食べて、もう気分は〆の御飯モード。これはいきますか!アレを。

Dvc00038_1 古町名物、日本酒カクテル!

いや~色鮮やかに並んでますね。

毎年、食の陣の度に一品ずつオリジナルカクテルが生まれております。

Dvc00035_1 ことしのスペシャルカクテルはこちら。

「雪の華」という名前が良いではありませんか。日本酒+オレンジジュース+ライチリキュールのカクテルです。すっきり美味しい。

ああ酔ったぞ~(おいおい)。

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なぜかお酒を飲むとまた食欲が湧く矛盾。いいのだ、それでいいのだ。

Dvc00039_1 で、更に行ってしまったのでした。雨が本格的になり、中央部にアーケードがないため、人が減った九番町に敢えて行く私。人の行く、裏に道あり、花の山。

あかん。この「真鱈の白子鍋」、美味しいわ。すんごい白子たっぷり。いやたっぷり過ぎ。

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Dvc00042_1 これはどう見ても酒の肴。さらにさらにアルコールが必要ではないですか!どうしてくれるんだ、などと一人で訳の判らない言い訳をしていたら、あるじゃないですか、近くの屋台に胎内市の地ビールが。知ってたけど。

というわけで、アルトビールが知らない間に片手に。

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いや~ん、美味しい。

というわけで、今年も食の陣を味わいつくしたのでした。鍋、計七杯+おにぎり一個。もうタップンタップン。この日のために、先週1.5㎏落とした甲斐があったというものです。今回は丼物、寿司、蕎麦などなど、炭水化物はとても無理でした。2年半かけて、だいたいメニューを把握できたので、次はもうちょっとゆっくり目のペースで日本酒片手に楽しみたいと思います。

明日は仕事で行けないんだよな~。残念。

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2007年2月 9日 (金)

お酒も飲めるラーメン店「なおじ」

P1000007_13 年度末に向けての業務が一段落し、隣の課の課長さん達と「ラーメンで打ち上げしよう」と一息つきに行きました。

昔食堂 なおじ
(新潟市上所上3-1-28)

行ったのは左の写真と違って閉店間際の深夜です。

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まずはビールとつまみで・・・っておいおい、この「ばくだんぎょうざ」(400円)、尋常ではない大きさです。一つでお腹一杯。

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夜メニューの「塩もつ」もいい感じ。

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なんかオリジナルな豆腐のようですが、よく覚えていない。で、ひとしきりつまみをいただいた後でラーメンに突入ですよ。

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こちらが「昔ラーメン」(650円)。こってりですよ。A君が注文。いやうまそうだ。

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こちらがA課長の注文した「ワンタンめん」(680円)。

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で、私が注文したのがこちら。夜専用メニューの「なおじからの挑戦状 赤いラーメン」です。1倍から3倍まであるんですが、「1倍は味が薄いので、3倍がお勧め」と店の方がおっしゃるから、よっしゃ3倍!・・・・・からーい。「中本」よりは辛くないって言ってたのに、十分に辛いです。辛すぎて十分に味わえなかったんですが、それでも「硬くして」とお願いしたこの太麺はマッチしていて、これは良かったのでありますよ。

いや~久々に深夜のラーメン。翌日、食べ過ぎ飲み過ぎで、1点2キロ増えていたのはショック。正月以来、ちょっと体重オーバー気味なので、暫くラーメンはやめておこうかな~。

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2007年1月10日 (水)

【新潟、戦慄のグルメ】第19回 「アルビレックスなカレーはアルビ色だった」

新潟の人が大好きな物、といえばまあ色々とあるわけですが、最近は猫も杓子もアルビレックス。サッカーの「アルビレックス新潟」だけではありませんよ、バスケットボールbjリーグの「新潟アルビレックス」、スキーの「チームアルビレックス新潟」、陸上の「アルビレックスランニングクラブ」などなど、似たような名前でもう何が何だか判りません。専門学校経営のNSGグループが背後にいるローカル版一大スポーツコングロマリットなわけですな。なかなかこういう状態にまでなっているケースって無いのでは?

02 で、きょう紹介するのは、こちらの

アルビレックス新潟カレー」。

S&Bの商品です。サッカーのアルビレックス新潟とのコラボ商品ですな。

「中辛」とありますが、果たして別の味はあるのか。無いだろうな。210グラム入りで定価は252円です。

パッケージでは、なんとエジミウソンや、今期限りでいなくなったファビーニョが笑顔でカレー食べてます。はははは。ある意味プレミア物になる?

「おれたちのアルビレックスカード」が封入されているところがファン心をくすぐっているのでありましょうか。

で、会社で「サトウのごはん」にかけて電子レンジで温め、食べてみたわけであります。

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ごらんください、見事なオレンジ色!アルビレックスのチームカラー、白鳥座アルビレオの二重星の色からとったというオレンジ色でありますよ!パッケージを見ると、「パプリカ色素」とありますから、それで色を着けたのでありましょう。

味は今風で、レトルトカレーとしてはなかなか。具はご覧の通りではありますが。

アルビレックスはJリーグ最高の4万人サポーターが毎試合訪れるわけで、4万人がこれを食べていると考えると、十分に売れているのでありましょう。いやアルビ帝国は恐ろしいですな。

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2006年12月26日 (火)

【新潟・戦慄のグルメ】第18回 「イタリアにはないイタリアン」

Dvc00041 長岡編の第3回でもあります。今回紹介するのは、最近は某超有名グルメブログでも取り上げられているので、かなり知られるようになってきた、「新潟のソウル・フード」です。そう、遂に載せてしまいます「イタリアン」。給食に出てきたソフト麺のような柔らかいやきそばにミートソースをかけた食べ物です。

フレンド CoCoLo長岡店
(長岡市城内町1-611-1)

新潟県内には、2つのチェーン店があり、長岡市を中心としたのが「フレンド」、新潟市を中心としたのが「みかづき」です。「みかづき」の経営者が昭和34年にこのイタリアンを考案したといわれていますね。JR長岡駅の駅ビル中にあるこちらの店は、フレンドチェーンで最も新しいお店です。長岡に遠征したからにはと、食べて参りました。

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こちらがオムレツイタリアン。この日は通常400円が380円にサービスになっていました。

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ご覧の通り、ぶっとい焼きうどん風の麺の上にソースが・・・。熱々だとおいしいですな。

では、みかづきの方のイタリアンも紹介しておきましょう。
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こちらがベーシックなイタリアン。 新潟に来たばかりの時に、JR新潟駅の駅ビルの中にある店舗で頂きました。マックやミスドの店舗と並んでいるところが、新潟でのメジャーぶりを表しています。

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こちらはカレーイタリアン(410円)。最近は、ミートソースだけでなく、ホワイトソースや麻婆豆腐をかけたりと、レパートリーがどんどん増えております。みかづきの方がフレンドより麺が柔らかいかな? こちらは万代バスターミナルビルにある店舗でいただきました。

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コンビニにもイタリアンはあります。こちらはサークルKの商品。「焼きそば~」とついていますが、要するにイタリアンですよ。

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こちらはセブンイレブンの新商品、チーズ焼きイタリアン(400円)。イタリアンにとろけるチーズをかけて一工夫。進化を続けてますね。

さて、人気の高いイタリアンですが、私がこれまで掲載に二の足を踏んできたのには理由があります。コシのある硬い麺が好きな私は、このイタリアンのふにゃふにゃ麺が大嫌い!ただ、この食べ物のコンセプトは実に気に入っているので、どこかに麺に歯応えがあるイタリアンがないかと探し続けていたのです。しかし、長岡にも無かったので、どうやらこれは諦める他ないと考え、掲載した次第。

そこで提案なのですが、今後の進化の方向性として、上にかけるソースのレパートリーを増やすのではなく、麺の質の向上を目指してほしい。「そんなものイタリアンじゃない」と言われるかも知れませんが、所詮は創作料理。ラーメンだって、昔の人から見たら同じ食べ物かどうか判らないぐらい変化しているんですから。その時にこそ、初めてこのメニューが「あんかけスパゲッティー」や「天むす」、「味噌煮込み」、「ひつまぶし」、「台湾ラーメン」、「味噌カツ」に負けない(って名古屋名物ばっかりやん!)真の全国区の「ご当地メニュー」になるのではないかと思うのですけどね。

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2006年10月23日 (月)

【新潟、戦慄のグルメ】第17回 「新潟県中越地震の被災地、旧山古志村で唯一の食堂の味!」

P1000006_5 おととし10月23日に発生した新潟県中越地震。死者67人、被災家屋12万棟、最大で10万人が避難生活を送りました。日本の中山間地で発生した災害としては、未曾有の規模の災害です。あれから2年、被災地は力強く再生しようとしています。

被災地の中でも、一時2000人余りの村民全員に避難指示が出され、無人の村となった旧山古志村。そこで、食堂が1軒だけ営業を再開していました。

食堂 みやこ」(長岡市山古志)

まさに中越地震から2年の10月23日に、仕事の関係で伺う機会に恵まれました。しかし!そこには数ある新潟の、どのラーメンムックにも、ラーメンHPにも掲載されていない、激ウマラーメンがあったのです!それがこちら。

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知る人ぞ知るみさわオリジナル黒ダレの黒ラーメン(600円)です。いや、辛口の私も大満足の逸品!ご覧のように真っ黒なスープ。オリジナル黒ダレの秘密は教えてもらえませんでしたが、チャーシューからじっくり煮出した肉のエキスがギュッと出た感じ。いやもうスープが全部飲めてしまうラーメンなんて久しぶりかも。いやこれは本当の意味での激レアものですな。

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こちらは普通のラーメン(500円)。これもなかなか良し。

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P1000018_11 で、こちらがもう一つの名物の馬肉丼(800円)。

どんなものかは、左の写真をご覧ください。馬肉の大和煮といった感じの味わい。スタミナつきそう。

いやレアものですな~。

P1000024_5 客の多くは、山古志の復旧工事の関係者です。

壁には、長岡市立山古志中学校の生徒たちから贈られた感謝の寄せ書きが。

P1000025_4 次に行ける機会があるのかないのかさえ判らないので、取り敢えず色々写真を載せちゃいます。

お店の中はカウンターと座敷。結構広いですよ。

P1000044_1 被災地の一日も早い復興を願ってやみません。がんばれ山古志!

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2006年10月20日 (金)

【新潟、戦慄のグルメ】第16回 「遂に到達、燕三条系ラーメン本家本元」

P1000005_7 新潟のラーメンの三大潮流(人によっては四と言いますが)の中でも、特に全国にその名を知られている「燕三条系」。その本家本元に遂に行って参りました。

杭州飯店」(燕市西燕49-4)

ここに行かずして、新潟のラーメンは批評できぬと言われていたこともあり、いつかは行かねばと思っておりましたが、漸くその機会に恵まれました。

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これが、かの名高い中華そば(700円)であります。見よ!この幅広麺。一見すると、まるで干瓢かうどんの様です。歯ごたえがあり、実に美味しい。スープは見た目ほど油っこくありません。最近東京などで流行りの旨味重視の味とは一線を画すあっさり味。結構、麺の量は多かったはずなのに、もうズルズルズルと、あっという間に平らげてしまいました。

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ラーメン以上に感動したのは、この大きな餃子(700円)。乱雑に盛られ、形も焼き色も「テキトー」な感じですが、これこそマイベスト餃子!いや、探していた理想の女性にめぐり会っちゃった感じ。私は皮は厚い方が好みだったのに、こちらの薄い自家製の皮は実にしっかりしていて美味。さらに、注文してから出てくるスピードも凄く早いので心配でしたのですが、熱すぎず、味わって食べられるベストな温度。いやこれは良いですよ。お持ち帰りもしちゃいました。

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で、他の物も美味しいだろうと調子に乗って注文したのがこちらの五目中華丼(850円)。しかし、甘く見ていた!このボリューム。食べ切れませんでした・・・。お店の方、申し訳ございませんでした。

P1000026_3 車を持っていない私は、このお店の最寄り駅である西燕駅まで、ローカル線を乗り継いで行ったのですが・・・大変でした。(涙)

それでも午後3時すぎという中途半端な時間に着いたおかげで、席が空いていてラッキーでありましたよ。

機会があれば是非もう一度行きたいお店でした。次はカレーだな。

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2006年10月18日 (水)

【新潟、戦慄のグルメ】第15回 「天然記念物の鶏を食べる!?」

新潟が誇る「日本三大長鳴鶏」の一つ、「蜀鶏(とうまる)」。黒光りする美しい羽根と、長く美しい鳴き声が特徴で、天然記念物として保護されている鶏です。弥彦神社に行くと本物を見られますので、興味のある方は是非そちらに。

で、勿論、食べたら大問題なんですが、その力強さを味わうことができるのです。

それが「にいがた地鶏」。新潟県農業総合研究所畜産研究センターが平成16年に開発した肉用鶏です。「蜀鶏」と「名古屋コーチン」をかけあわせ、さらに「横斑プリマスロック」を交配させてできた地鶏ですよ。これを味わう機会に恵まれました。

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こちらは新潟県北の関川村の女川ハム工房が作った「大したもんじゃ鶏」です。「にいがた地鶏」を燻製にした一品。「新潟ふるさと村」で行われたイベントで、F本君に買ってきてもらいました。


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骨から肉を外して、ほぐしていただきます。歯ごたえがあるのに脂も乗っていて、実に力強い味わい。

実はこの「にいがた地鶏」、まだ一般のスーパーなどでは買えません。県内の10のホテルやレストランで料理としていただくか、この工房の燻製だけなんですよ。どうしても味わいたいという方は「にいがた地鶏生産普及研究会事務局」(新潟県庁農林水産部畜産課内)までお問い合わせを。

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2006年10月16日 (月)

【新潟、戦慄のグルメ】第14回 「タレカツ丼、発祥の地へ」

P1000001_3 このブロクでも過去何度も紹介してきた新潟の味、「タレカツ丼」。その発祥の地に遂に行ってきました。

とんかつ太郎」(新潟市古町通6)

昭和の初期に、まだ屋台で営業していたこちらのお店で生まれたということであります。そのような聖地のカツ丼をついにいただきました。

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こちらが特製かつ丼(1260円)です。例によって蓋が閉まりません。(><)v

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蓋をとるとこんな感じ。

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お肉はご覧の通り肉汁ジュワ~。タレが甘すぎたり、しつこすぎたりする店も多い中、こちらはあっさり味わい深く、実に良いです。

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で、どこが「特製」なのかと言うと、こちら。カツが御飯の中からも出てきました。2段重ねになっているわけですよ。

P1000006_3 壁には「クッキングパパ」で紹介された時の頁と、作者のうえやまとちさんから送られた手紙のコピーが。

お米好きの私としては、もう少し御飯の量が多くても良かったのですが、実に美味しく、堪能させていただきました。

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2006年10月14日 (土)

【新潟、戦慄のグルメ】第13回 「『最高の米』魚沼産コシヒカリを食す」

1俵あたりの価格が3万円(大抵の米は1万ちょっとです)という最強のブランド米、「魚沼産コシヒカリ」。産地では、今月から収穫が始まっています。

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で、なんと今年は新米を食べる機会に恵まれました。K君が取引先の農家の方から譲っていただいた、これが前日に刈り取って精米したばかりの新米です!

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早速炊いて、いただきましたよ~。

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ほ~ら、お米がつやっつや。天こ盛りにしてみました。美しいですな。

P1000004f_2  美味しいご飯はそのままでもいいんですが、私はこれ。蛍烏賊の沖漬けです。何か絵柄は悪いな~。でも美味しかった~。

いや、新潟に来て本当に良かった。コシヒカリの良いところは冷めてもおいしいところ。ていうか、冷めてた方が好きなぐらいです。

最高の米ほど美味しいものは他にはないので、もう美食を追求しなくてもいいかな(w)。

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2006年5月27日 (土)

【新潟、戦慄のグルメ】第12回 「『牛まん』って何だ? ブランド村上牛を食す」

新潟が平成元年からブランド牛肉として全国に売り出しているのが「村上牛」です。http://www.mu-cci.or.jp/kanko/ajimap/gyu.html
24bit01_12  村上市は瀬波温泉や昔ながらの城下町が残っていて、観光地として有名です。しかし、新潟県の北部に位置するため、なかなか行く機会がなく、村上牛を食する機会もありませんでした。

そんな中、「新潟三越」で「村上市・県北の観光と物産まつり」なるものを開いていると聞いて、ランチタイムに行って参りましたよ。主催は岩船地域広域物産振興協会ですから、これは期待できるでしょう。

海産物も良かったのですが、今回のターゲットはとにかく村上牛。

そこで、こんな怪しいものを発見!「牛まん」です。一個300円。ちょっと高いですが、何せ中身はブランド。
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名前の通り、豚まんの牛肉版です。しかし皮の色が緑色。これは生地にお茶の葉を練り込んであるから。確かにお茶の香りと味わいがします。実は村上市は日本の北限の茶所としても知られているところなんです。(東北にはもっと北で茶を栽培しているところがありますが、事業として成り立っている『茶所』という意味では、ここが最北だそうな)。
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もちろん、中身はジューシーな牛肉と長葱。だた、長葱の香りがお茶の香りとビミョーにぶつかってしまっているところが・・・。まあお肉は美味しいのでね。どうやらおめでたい席用の「桃色牛まん」というものもあるらしいです。

お次は、「村上牛の押し寿司」。
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これもなかなか無い一品です。広告の画像が余りにも美味しそうだったので、即買いしました。
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ただ、実物は真空パックに入っていたので、見た目がぺたっと・・・。
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焼き目は美味しそうなんですが、味にいまいちインパクトが無い・・・と思ってよく説明書を読んだら、「電子レンジで30秒ほど温めるとより美味しく・・・」が~ん、気づかんかった。というわけで、早速チンしたところ、ご覧のように。
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なんとお肉が起きあがって来て再生!(*o*)
ようやく美味しくなりました。しかし、「冷たい牛肉をとるか、温かい酢飯をとるか」という二択を迫られる品ですな。

最後に「村上牛のメンチカツ」。
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ハズレのない美味しさですな。
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村上牛は高いからか、お肉の量は今一つ。

というわけで、村上牛を堪能させていただきましたよ。いずれも「やま信」(村上市飯野)の商品でした。なぬ?せっかくの村上牛特集なのにステーキが無いと?だから~、ステーキならば新潟市にも村上牛を食べられるお店はいくらでもあるのですよ。(行かないけど)このブログの趣旨としては、B級グルメらしいちょっと変わった品々じゃないとね。

この催し、あす28日まで開かれてますよ。

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2006年5月20日 (土)

【新潟、戦慄のグルメ】第11回 「異境、新潟東港の味」

  新潟東港。ロシア向けの中古車輸出で日本最大級の輸出港である。その大きな利益ゆえに、十数年前から多くのパキスタン人やロシア人の業者によって一帯が占められるようになった。アルカイダ系組織の幹部が潜伏していたことでも注目されたが、モスクまで作られ、日本人が入り込めない地域と化してしまっている。そんな日本の中の異境である。

P1000017s しかし、そんな場所にも食べ物屋さんはあります。

ナイル」(新潟市横土居)

看板にあるように、インド、パキスタン料理のお店です。どこからどう見ても、プレハブの建物。後輩のH、I、Kの3人と、思い切って潜入いたしました。お店の客層は、当然のように日本人ゼロ。我々より頭一つ二つ高い巨魁のパキスタン人やロシア人の方々ばかりで、威圧感がビンビンに。ビミョ~な「場違い感」が我々を包みます。床もベニヤにフローリング風のシールを貼っただけで、ギシギシ言います。^^;

P1000020s_6  しかしそんなことを気にしていては、B級グルメの名が廃ります。メニューには本格的なカレーなどの料理の数々が並んでいます。県内でもこれだけの種類を置いているのは屈指なのでは? 

まずはインドのビール、「マハラジャ・プレミアム」を注文して飲みながら考えます。このビールが不思議な味。なんだかコクだけをそっくり取り除いちゃったような・・・うぷ。

で、迷ったあげく、一番良い4人用のセットメニュー「ナイル・スペシャル」を注文。

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まず来たのが定番のタンドリーチキン。珍しいことに、ジュージュー言う鉄板に載って出てきました。東京・赤坂の有名店「デリー」でもタンドリーチキンは鉄板に載せてましたが、こんなに湯気が出まくるのは見たことがない。まるで別の料理。カメラのレンズも曇ります。で、実際に食べてみると、これが旨い旨い!しっかりした味付けで、鶏肉も食べ応えがある。これはいいぞ!さすが本場。

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肉にはこれをつけて食べます。ヨーグルト風のソースにペパーミントのような味の粒が浮いた、爽やかな味のソース。実に美味しくなります。不思議だな。

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次もお馴染みシークカバブ。私は実は羊肉がダメなので、これはパス。

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さて、いよいよカリーです。チキンサグカレー。辛くてよろしい。
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アルーベーガンカレー。茄子とポテトのカリーです。ちょっと甘め?P1000030s_1
見た目では全然判りませんが、こちらは海老のカリー。

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ナンは3種類出てきました。こちらはガーリックナン。ご覧の通りニンニクたっぷり~。他にサダ・ナンとチーズナンも出ましたよ。どれも大きいのです。

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こちらはインドの揚げパンであるバトゥーラ。ふかふかしていて美味しい。ナンとかぶっているような気が・・・

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まだまだきますよ。こちらはタンドールプラウン。海老をタンドールで焼いたもの。
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手が真っ黄色になりましたが、とてもおいしかった。しかしこの湯気の上がり方が凄い。

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サフランライスが出てきました。地元で使われているであろうとっても長い長粒種の米。ご飯というより、太いビーフンを細切れにしたような食感で不思議。お願いすれば、新潟のお米でも作ってくれるそうです。しかし、ナンやバトゥーラと合わせて炭水化物が5種類(^^;)なんだか不思議なコースですな。

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最後にはやっぱりラッシーですね。しかし、コカコーラのグラスに入って出てきたのには苦笑。初めて見ましたよ。

このコース、以上4人前で11500円。つまり、一人前2875円。これはお得ですな。

こちらのお店、新潟のインド・パキスタン料理店として、味はもちろん、色んな意味で屈指だと思いますよ。本当に「異境」を実感できます。是非一度お訪ねを。

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2006年5月18日 (木)

【新潟、戦慄のグルメ】第10回 「社員食堂の食材は庭から」

24bit01s  ある日のこと、我が社の廊下に張り出された社員食堂のメニューに、私は目を疑いました。コレが現物です。ご覧ください。

中庭の竹の子ご飯」とあります。

は?コレハナンデスカ?しかも「年に一度の!!」とレア感さえ強調されております。

「まさか」と思って中庭を覗いたところ、本当にあるではないですか。
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生えてる生えてる!そこら中に筍が!知らんかった~。ここに来てもうすぐ2年なのに、うちの支社の中庭に筍が生えているなんて知らんかった・・・(^^;)

そこで食堂のおばちゃんに早速ランチを注文。
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おかずは鰺フライと白菜のゴマ和えおひたし。鰺フライが小さく見えますね。
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おばちゃん、いつも私のご飯はドンブリに天こ盛りにしてくれます。P1000008s_1
筍はちょっと細かく刻みすぎではないでしょうか?でも美味しかった~。
おばちゃん、年に1回のこのメニューを出すために、筍を20本も掘ったそうです。拍手。でも「今年で退職らっけ、来年はもう食べらんないろ」ですって。寂しいな~。

どこもかしこも「食」の豊かな新潟を、またしても思い知らされたエピソードでした。

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2006年5月14日 (日)

【新潟、戦慄のグルメ】第9回 「胎内の水を飲ませる!?」

我が故郷、岐阜県の戦慄の名物といえば、ご存じ下呂温泉の「下呂の香り」。インパクトありすぎる名前で、日本三大名湯としての名を高めるのに大いに貢献しております(オイ)。しかし、これに匹敵するインパクトのあるものを新潟に発見してしまいました。こちらです。

その名も、「胎内の水」!!Σ( ̄□ ̄;)

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ええっつ!?胎内?ってことは、まさか・・・。

一応、大辞泉で調べてみると、
【胎内】妊娠した母親の子宮の中。胎中。・・・(゚□゚||| )

うぎゃ~~~~~!なんてものを売ってるんですかああっ!
しかもペットボトルで大量生産。思わず買ってしまうではないですか!

24bit23s で、これが問題のブツです。どきどき。胎盤は浮いてませんね(コラコラ)。おそるおそる味を確かめたところ・・・ほとんど味がしません。はい。見事なまでのきれいなお水です。水割りにもいいね・・・って、おい。

実はこの商品、胎内高原や胎内川、それにスキー場などで知られる観光地・新潟県胎内市で特産品として売り出されているもの。飯富連峰の雪解け水から生まれたミネラルウォーターだそうです。この水でコシヒカリを炊くと美味しいそうな。

胎内市には同じように「胎内ハム」、「胎内牛乳」などというやっぱり考えるとちょっと怖い名前の特産品の数々があります。

胎内高原におこしの際には、おいしいだけでなくネタにもなるこの一本を是非お土産に。でも下呂と違って、こちらの場合は地元の人たちが変な名前だということを意識してない節があるような。ははは・・・。名前にちなんで「生命の源泉!」とかキャッチフレーズ付けて欲しいのに。わたしは新潟市古町通のお祭り「古町どんどん」の屋台で発見しました。

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2006年5月 5日 (金)

【新潟、戦慄のグルメ】第8回 「謎のトライアングル」  (連休特集②)

本日は「端午の節句」。こどもの日と言えば、「ちまき」でしょう。

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私は幼少の頃からちまきが大好きで、柏餅のことを明らかに差別し、見向きもしませんでした。大人になってからは、時折、甘い香りの誘惑に負けて柏餅も食べることもありましたが、ちまきが好きなことに関しては全く変わることなく、5月5日には欠かさず食べていました。この「ういろ」を思わせる甘さと歯ごたえがたまらないんですよね。

しかし、新潟にこんな落とし穴が待っているとは・・・想像だにしませんでした。「ちまきをください」とお願いした私に突きつけられたのは、見覚えのないトライアングルな物体。こちらです。
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これが新潟のちまきなのですよ。もちろん、中身も違います。
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ただの蒸したお米。私が新潟市内で買ったこのちまきの場合、歯ごたえから考えておそらく餅米でさえないと思量されます。(新潟でも地域によって違いそうですけど)お米本来の甘さはありますが、味付けもされていませんし、具もありません。そのまんまです。私が好きなういろやないろのような甘みを持った餅状のものではありません。何に近いかと敢えて言うならば、あんこのついていないおはぎでしょうか。P1000017s
新潟人はこれにきな粉や砂糖などをつけて食べるのですよ。やっぱりイメージとしてはおはぎですね。いや違うもんです。

「広辞苑」ではちまきのことを「もち米粉やうるち米粉、葛粉でなどで作った長円錐形に固めて笹や真菰などの葉で巻き、藺草で縛って蒸したもの」とありますから、明らかに別物です。・・・と思っていたら、「大辞泉」には「や米粉・葛粉の餅(もち)を笹や葦(あし)の葉で三角や細長い円錐状に包んで蒸したもの」とあって、新潟的ちまきのこともしっかり視野に入れて言及していました。

ものの本によると、ちまきは元々中国から伝わったもので、楚の屈原が入水自殺した際に葉に包んだ(一説には竹筒に入れた)米を河に投げ入れたのが始まりだとか。ということは、中国のちまきであるこちらが元の形に近いわけですな。
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この中華ちまきの場合は鶏肉や椎茸など具もたくさん入っていますし、完全に「料理」として進化を遂げた感じがします。しかし、「米を笹にくるんで蒸した三角形の物体」という意味では新潟のちまきと相似形。
というわけで様々な点から考えるに、新潟のちまきの方が私の知っている一般的なちまきよりも「ちまき」本来の形に近いと思量されます。このことから私の中では、新潟のちまきを「原始的ちまき」あるいは「根源的ちまき」と命名することに決定。

ところで、新潟には実は私の知っている「ちまき」に極めて似た名物があるのですよ。
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そう、「笹団子」です。「笹に入った餅」ですし、見た目から考えてもこちらの方が遙かに「一般的なちまき」に近いですね。違うのは餅の中にあんこが入っているところと、ちまきより餅が硬めなことかな。こちらはうちの父が大好物なので、帰省する際には必ず買って帰っています。

と、こんなことを書いていたところ、「東京で『新潟名物三角ちまき』って言って売っているよ」という一報が! 早速メールで写真を送ってもらいました。
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おお、ちゃんと新潟のちまきではないですか!しかもきなこまで付いている。新潟のちまきは、知られているところでは知られてたんですねえ。

というわけで、「うちの地元のちまきも実は新潟と同じだ」という方、情報お待ちしております。

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2006年5月 2日 (火)

【新潟、戦慄のグルメ】第7回 「謎の麺たち」

今、ラーメンの世界では様々な意匠を凝らした「作品」と言いたくなるような優れた一品が次々と現れています。ところが、そんな世の中の状況とは関係なく、町のラーメン屋さんは日々独自のアイデアで工夫をしていらっしゃいます。しかし、時としてその「独自のアイデア」なるものは、「独自にやっちゃった!」としか言いようがないものとしてこの世に提示されてしまうことがあります。そんな謎のグルメを新潟市内でいくつか発見しました。是非、名物になっていただきたいので、ご紹介しましょう。

まずはこちら。
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名付けて「天ぷら中華」だそうです。ラーメンの上にフツーに天麩羅が乗ってしまいました。いや、確かに天ぷら蕎麦というものは存在しますし、ラーメンは中華「そば」ではあります。しかし、誰も予想しなかったこのマッチング。
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麺を持ち上げると違和感は更に増大します。東京の南池袋には「二天」というラーメン屋さんがあって、そちらでは豚の天ぷらと玉子の天ぷらを乗せた「玉豚天ら~麺」がお店の売りだったりします。ただ、それは天ぷらの衣やスープとの相性も考え尽くされた逸品。こちらは、独自の衣とか相性の良いスープとか、考慮された形跡は見あたりませぬ。豪快です。次々と外れていく天ぷらの衣を「背脂の一種」と自分に暗示をかけられるようになればしめたもの。美味しくいただけること必定でしょう。このメニュー、「新更級」で食べられます。はい、皆さんの予想通り、ラーメンも出す町のお蕎麦屋さんですね。是非お試しあれ。

続いては、「カレー焼きそば」です。名前からはカレーパウダーなどで炒めた焼きそばを想像するのですが・・・
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やっちゃいました。焼きそばの上にカレールーをかけただけ。箸で持ち上げた様子を写していなかったのが悔やまれます。粘度の高いルーなので、柔らかくなった麺にのたーっと絡みつき、食べにくいこと請け合い。しかし、カレー好きも焼きそば好きも満足させてくれる、素晴らしいメニューです。一度賞味せねばなりますまい。こちらのメニュー、「来々軒」で食べられます。はい、皆さんの予想通り、カレーライスも出す町の中華料理屋さんですね。是非お試しあれ。

最後はこちら。豊穣なる食の王国・新潟の特徴の一つに「盛りが良い」ということがあるのですが、これはいかがなもんでしょうか。
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見た目では何なのかわかりません。「はいから蕎麦」という名前がついていますが、たぬき蕎麦のことだそうです。しかし・・・天かすに覆われてしまって全く麺が見えません!こちらは普通盛りで、特別な注文をしているわけではないのですが、ここまで天かすだらけというのは如何なものなのでしょうか。この過剰なまでのサービスぶりに好感を抱かずして何としましょう。こちらのメニュー、「丸屋」で食べられます。是非お試しあれ。

いかがだったでしょうか。今回は、いわば「新潟ゆるいグルメ編」でお送りしました。

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2006年4月26日 (水)

【新潟、戦慄のグルメ】第6回 「赤くない赤飯」

祝い事には欠かせないお赤飯。あの独特の赤色と、弾力のある餅米が、何とも言えずオメデタイ感じで良いです。しかし・・・もしも赤飯が赤くなかったらどうでしょう?お祝い気分も半減?しかも、茶褐色だったら。そうです。新潟には「赤くない赤飯」があるのです。こちらがその実物です。(写真右側)

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左側の通常の赤飯と較べると色の違いは一目瞭然。同じイトーヨーカ堂で買ったものなんですけどね。え?「これはおこわだろ」って?まあ確かに赤飯もおこわの一種ですけど、ご覧のようにデパートの地下の食料品売り場にあるおこわのように具だくさんでもなく、赤飯と同じように豆と餅米。ただ、赤くないのです。

24bit02 これがその証拠。ラベルにも「赤飯」ってあるでしょ。「通常の赤飯」の方のラベルには、わざわざ「小豆赤飯」とかかれています。そうなんです。新潟の一部の地域では、この醤油味のおこわを「赤飯」と呼んでいるんです。味は本当に薄い醤油の風味がする赤飯と言った感じです。やはり同じように祝いの席で食べたりもするそうですよ。

P1000011s_6 赤飯と違うところは、色はもちろんですが、豆が大きいところと、白ゴマがかかっているところ。ただ、豆については、小さい豆で作るところもあるようです。

通常の赤飯にはつきものの、ごま塩をふりかけるということもしないようですね。

P1000001 コンビニではさすがにこれを「赤飯」と言うのには抵抗があるのか、「醤油おこわ」という名前になっています。

ていうか、このおにぎり自体、珍しいのでは・・・。

P1000004 中身はご覧の通りの「醤油赤飯」でした。ゴマ以外に具は入っていません。

私はそもそも餅米が好きなので、これはアリなんですけどね。

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2006年4月25日 (火)

【新潟、戦慄のグルメ】第5回 「大盛りの美学」

このコーナーの第4回で取り上げた「美たか鮨」に見られるように、新潟は米をはじめとした食物が豊富にとれるせいなのか、「大盛り」の基準が通常を遙かに凌駕しているという実態があります。東京の典型的な「バカ盛り店」として知られる「天高森食堂」の「Wカツ丼」、「華麗まんてん」の「全部乗せジャンボカレー」、「スタミナ食堂」の「スタ丼大盛り」などを食らい尽くし、「インドのとなり」や「COCO壱番」のチャレンジ用カレーを制覇した私が言うのですから間違いありません。新潟で大盛りを頼むと、それは特盛りを意味すると考えてください。今回は、そんな大盛りの一部を紹介したいと思います。

まずはこちら、
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キッチンV」(新潟市寄居町)の「松阪重大盛り」です。大盛りをオーダーすると、お重に入りきらないから」という訳の判らない理由で、この洗面器のような器に入って出てきます。レベルとしてはスタ丼大盛りクラスを想像してください。スタ丼は豚肉ですが、こちらの場合はさすがに新潟でも老舗の洋食屋さんだけあって、松阪牛の鉄板焼きをオン・ザ・ライスしています。うまー。存在さえ余り知られていないメニューですね。押し寄せる肉と飯の波を存分にご堪能ください。一度食べたら、牛丼店の特盛りが「ぬるい」と感じるようになります。

次は中華を代表してこちらを
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三宝飯店」(新潟市関屋新町通)の「排骨チャーハン特盛り」です。チャーハンの上に乗っている排骨は、間違いなくトンカツサイズのはずです。それが、小さく見えてしまうこのチャーハンの量。これもキテます。

最後にこちら
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ほのか」(新潟市古町通)の「メンチカツ」です。厚みがたばこ箱ほど。ダチョウの卵を想像していただければ良いのではないでしょうか。四人で切り分けて食べました^^; こんなに大きいのに、ちゃんと中まで火が通っていたのが素晴らしい。

というわけで、新潟の豊穣さを示す例をいくつかご紹介しました。普通のラーメン屋さんのラーメンも、味は別にして麺の量は全体的に多いと思います。コーナー1回目のカツ丼も大盛り自慢みたいなものでしたしね。今後もご紹介していきますので、乞うご期待。

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2006年4月22日 (土)

【新潟、戦慄のグルメ】第4回 「大盛りちらし鮨の恐怖」

日本海に面した大きな海岸線を持つ新潟県は、豊富な海の幸に恵まれております。しかし、いくら豊かだとは言え、これはないでしょう。もはや、暴力的でさえあります。

美たか鮨」(新潟市寄居町)

P1000040sa中生ちらし」大盛りです。
元の1250円に、わずか+100円で注文できます。ところが、その量たるや、ご覧ください。これはちらし用の寿司桶ではありませんよ。普通の握り用の桶一杯に飯が詰められ、山盛りのネタが乗っております。

P1000014s こちらは「桜ちらし」の大盛り。白身の魚中心です。1300円+100円。

うちの会社では、忙しくて昼食を抜いた時など、異常にお腹が空いた時にこちらのお店に注文することにしていますが、正直、食べきれない敗残者が続出。

As_2カニちらし」になるとこうなります。

さすがにこれはコストがいっちゃうのか、1200円に+200円です。びっしり、カニカニ。邪道な食べ方ですが、女性陣はオプションでマヨネーズを付けてもらってます。同じ味に飽きるのか?

S_11 異常性が際だっているのが、この「穴子ちらし」大盛り。

一体、何匹の穴子が乗っているんでしょうか!気合いを入れたい体育会系男性社員に人気です。これも1300円に+200円です。

Photo_1 そして、究極の一品がこちら。

特上生ちらし」大盛りです。

いや~彦摩呂さんに「でっかい宝石箱や~」って言わせたい。高級ネタを惜しみもなく積み上げた逸品です。横からも撮影しておけばよかった。普通のお店で食べる刺身盛り4人前は確実に乗っていますね。驚くべきは値段。ネタがネタなので元が2200円なんですが、大盛にするにたったの+100円!!! 正直、これを1つだけ頼んで二人で分ければ、量は十分なので、特上ちらしが一人あたり1150円で食べられるということになってしまいます。ははは・・・。私は一年がかりのプロジェクトが終了した時に、記念にこれを頼みました。

この美たか鮨さん、とにかく普通盛りでもぎっしりネタを乗せるのを売りにしていて、知る人ぞ知る店。ぜひ、一度体験のほどを。

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2006年4月21日 (金)

【新潟、戦慄のグルメ】第3回 「苺なのに桃の味」

人間は、過去の経験の集積から基本的な知識を形づくり、それを元に前もって予測しながら外界からの情報を処理し、対応しています。その情報処理に使われる知識のかたまりのことを認知科学では「スキーマ(schema)」と言います。つまり、例えば物を飲み食いする際には、おおよそこんな味だと経験則から予測しながら構えて(認知科学では、メンタルをセットして、という)食べるので、お茶だと思って飲んだらコーヒーでびっくりとか、味は同じでも青色に染められたカレーはまずそうに思えて食べられなくなるわけです。

で、長々と前置きをした理由というのはですね、見た目に裏切られ、私のスキーマを崩壊させてしまうものに出会ったからなわけですよ。
久留米IH1号」、通称「ピーチベリー」です。P1000008s_5
見た目は白っぽい苺。しかしこれを食べると・・・そう、桃の味がするのです。本当に桃。苺の風味は全然ありません。わずかに歯触りで苺ということがわかりますが、香りも桃ですし、おそらく目をつぶって食べさせられたら私は確実に桃と答えることでしょう。

仕事先の人に頂き、寺澤さんという方が新潟市鷲ノ木で生産されているものを食べました。元々、福岡の研究所が開発して去年の12月に種苗登録されたばかりのもので、遺伝子組み換えではなく、野生種も含めた色々な苺を掛け合わせた結果、こんな味になっているそうです。わずかに寺澤さんと、山梨の生産者の2人だけが生産許諾を受けて作っているとのこと。極めて珍しい物を口に出来ました。手に入れるには、寺澤さんの直売所に行くか、使ってもらっている市内の洋菓子店に行くしかないようですね。

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左隣に写っているのは、新潟の誇る正統派の品種「越後姫」。色の違いがはっきりわかります。いや越後姫はこれはこれでやっぱり美味しい。鮮やかな赤とジュージーな果肉。これで手作りジャムなんか作ったら最高だろうな~。春の味ですねえ。

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2006年4月13日 (木)

【新潟、戦慄のグルメ】第2回 「ドカベンの真実」

「ドカベンを食らう!」小学生の頃に抱いたその野望を、遂に果たす時がやって参りました。

0225_1_2 エミール・ゾラの「ルーゴン・マッカール叢書」に匹敵する、日本を代表する一大サーガ「ドカベン」とその周辺作品(オイオイ)。私は通っていた書道教室に置いてあったのを読んで以来、水島新司の描く登場人物たちの凄絶な生き様に強く惹かれ、すっかり虜になりました。なんたって、歌舞伎役者も、ピアニストも、柔道選手も、会社経営者も、ヤクザも、みんな築き上げた地位や資産や学歴や家族や恋人や健康などなど、安寧な生活を全て捨てて野球に注ぎ込んでしまうという凄さ。人が何かに賭けるとは、これほど壮絶なものなのかと、強く心に刻んだ次第であります。

その一方で、水島作品は読者に強烈な「食」への渇望を与えました。ドカベンの名の由来であるところの巨大弁当箱、岩鬼の好きな七輪で焼いた秋刀魚、あぶさんの酒・・・等々、私はいつの日か、ドカベンで思うさま飯を食し、野球狂の詩に登場する日の本盛(ひのもと・さかり・・・すごい名前)のようにバットの中に隠してまで昼から酒を飲むということをしてみたいと野心を抱くようになったわけです。しかし、大きな弁当箱に飯を入れて食べればそれで良いのか?具体的にどれくらいの大きさの弁当箱で食べればドカベンなのかと考えると、なかなか実現しなかったのであります。

24bit01s_5 前置きが長くて申し訳ありません。で、そんな私にチャンスがめぐってきたのです。そう、辿り着きましたよ

割烹 ドカベン」!(新潟市白山浦)

地元では有名な、水島新司さんのお兄さんのお店です。ドカベンで割烹とはこれ如何に、という疑問はおいといて、ここにドカベンがあるのですよ。

P1000001s_1それがこちら、お昼のランチの「ドカベン」です。

ご覧ください。アルミニウムの弁当箱。燦然と鈍い光を放っております。厚さは5センチもあるでしょうか。この圧倒的な存在感、そしてボリューム。これこそ正真正銘の「ドカベン」でありますよ。

P1000009s 蓋を開けると、そこには典型的な日の丸弁当が。新潟のつややかで美味しいお米です。ちょっと私には柔らかめだったかな。盛りが少なそうに見えますが、それはドカベンが大きすぎるからです。

P1000003sf  おかずはトンカツ、厚焼き玉子、ハム、豚肉と野菜の炒め物、厚揚げ、明日葉の天麩羅、そして、やはりありました秋刀魚の揚げ物。ドカベンの物語世界よりは随分豪勢ではありますが、それはそれ。最近の私のお昼としては重すぎるぐらいでしたが、しかし私は残せませぬ。

P1000012sなぜなら「一粒の米には百人の神様が宿る」という言葉を山田太郎君のおじいちゃんのから学び、心に深く刻んでいるからであります。食べねばなりますまい、食べねば。・・・ということで、一粒残らず完食いたしました。うえっぷ。これで遂に私も野望を果たすことができました。

0125 ご主人とドカベンの最終巻である48巻の話題とあぶさんの話題で盛り上がり、水島新司さんの色紙のコピーをいただきました。次は夜に、あぶさんのように美味しい酒を飲みに行かねばなりますまい。

なお、お昼のドカベンは数量限定のようです。体験したい方は早めの時間に行かれると良いかと。800円です。

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2006年4月 9日 (日)

【新潟、戦慄のグルメ】第1回 「甘いタレカツ丼」

新潟は、かつて「柳都」と呼ばれた頃から文化が行き交う拠点であり、料亭をはじめとした食文化も独自に発展してきました。それが故に、地元の人が「当たり前」だと思っているものが、実は「ちょっと変」だったり、「明らかに奇妙」だったりします。そんなものを紹介していきます。第1回はこちら。カツ丼です。

S_5政家」(新潟市南笹口)

ご覧下さい・・・ふ、蓋が、ドンブリの蓋が閉まりません!なんですかこの盛りは!これが、新潟のカツ丼の基本スタイルとは・・・。しかし、違いは見た目だけではありません。

新潟のカツ丼は玉子でとじないことから、見た目は「ソースカツ丼」に近いものです。実際、その様に誤解されて紹介されているケースもあるようです。しかし、ウスターソースの味が利いてキャベツの千切りも一緒に載っている「ソースカツ丼」とは明らかに一線を画しています。

24bit0332まず、キャベツなどの余計なものは一切載っていません。カツのみというシンプルさ。そのカツも必ず「一口カツ」です。更にソースが全く違います。正確に言うとソースではありません。醤油をベースにした甘いタレで、それにカツをどっぷりとつけています。とても甘いので、ウスターソースを想像していると味覚が軽いパニックを起こします。これはもう評価が真っ二つに分かれること請け合いです。

この「タレカツ丼」、新潟市古町通にある「とんかつ太郎」という昭和初期からあるトンカツの老舗が発祥だそうです。このため、「太郎流カツ丼」と呼ぶ方もいらっしゃるようですが、新潟では普及しすぎて「カツ丼」としか言われず、逆に玉子でとじた方のメニューに「玉子とじカツ丼」と注意書きがされる有様です。写真の「政家」は、「とんかつ政ちゃん」という店が、なんとファーストフード化してチェーン展開させつつある店舗。しかも店構えがちょっと今風。この一品は、ご飯の中にもカツが一層埋まっている豪華版です。

潟県民にとって、どれくらい「当たり前」なのかを調べるため、「カツ重」を出前でとってみました。

24bit01s_2 まずはトンカツ店は敢えて避け、洋食の老舗「キッチンV」(新潟市寄居町)です。

・・・やっぱりね。何とも言えず、重箱の形にキレイに合っているところが小憎らしいですな。なんだか、うな重を彷彿とさせる「潔さ」を感じます。  

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ならば、と今度は中華料理店に「カツ丼」の出前を頼みました。

三宝飯店」(新潟市関屋新町通)です。

・・・当然ような結果が出てしまいましたね。こちらは、ちょっとだけ余計なもの載ってますが。

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町のうどん屋さんで、サイドディッシュとして「カツ丼」を注文しました。

・・・もはや玉子とじのメニューがありません。タレがちょっとうどんだし風な感じで、甘過ぎなかったところが素敵。しかしあの甘さを感じないと、新潟らしくないと思い始めているところが危険。

P1000031s 県内の大手スーパー、「ウオロク」でカツ重を買い求めました。

・・・甘いです。タレが更に甘いです。「やわらかジューシー和風仕立て」とあります。そうか、新潟のカツ丼は「和風」という認識なのですね。はい、良く分かりました。肝に銘じます。コレがカツ丼ナノデスネ。すっかり洗脳された次第です。ものの本によると、お隣の会津のカツ丼も玉子でとじず、新潟より更に濃い目のタレにつけたものだとか。ぜひお目にかかりたいものです。

ちなみに、私が東京にいた頃に食べたソースカツ丼の中で、最も気に入っていたものをご紹介しておきます。

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おか田」(新橋)

こちらはトンカツではありません。ビーフカツです。中がまだレア状態で、実においしい。これをバリバリのソースにつけ、その上にマヨネーズを筋状にかけたもの。私にはソース味がちょっと濃すぎるものの、見た目も格好良く、一撃でファンになってしまいました。店も微妙な雰囲気で良し。

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